佐渡島には、
「佐渡金山」があります。
佐渡島で観光する場合に、
多くの人が訪れる観光名所です。
今回は、佐渡金山に行ってきました。
佐渡金山とは

佐渡金山とは、
佐渡島にある日本最大の金銀山です。
約400年にわたって金銀山として
発掘活動が行われていました。
当時は小判の製造も行われ、
江戸幕府の財政を支える存在でした。
また近年では、
2024年にユネスコ世界文化遺産に
登録されました。
佐渡金山では、
採掘活動で開削された坑道を
実際に見ることができます。
佐渡金山のアクセス
佐渡金山は佐渡島にあります。
まず、佐渡島に行くには、
新潟本島から船で渡る必要があります。
私が実際に使ったものは、
新潟駅から比較的近くにある
新潟港を使う方法です。
新潟港の佐渡汽船を使うと
佐渡島の両津港に着きます。
佐渡島の両津港からは、
路線バスで1時間15分ぐらいで
佐渡金山に着きます。
佐渡島には路線バスが利用できるので、
これを使うと両津港から乗り換えなしで、
佐渡金山に到着します。
公共の交通機関のみで
佐渡金山に行くことができます。
もちろん帰りも同様の方法を利用できます。
まとめると、次のようになります。
- 新潟駅 → 佐渡汽船 新潟港:路線バス (約15分)
- 佐渡汽船 新潟港 → 佐渡汽船 両津港:船 (約65〜150分で船の種類による)
- 佐渡汽船 両津港 → 佐渡金山:路線バス (約75分)
佐渡金山コース

佐渡金山を観光する方法として、
最も一般的なのは、
「佐渡金山コース」です。
最も一般的で、多くの人が
この「佐渡金山コース」を選択します。
他にも、テーマに沿って回る
期間限定のコースや、
予約必須のガイド付きコースなどがありました。
私は、「佐渡金山コース」を選択しました。
佐渡金山には2つのルートがあり、
2つのルートで
佐渡金山を観光することができます。
1つは、
江戸時代の採掘坑道である「宗太夫坑」、
もう1つは、
明治以降の機械掘坑道である「道遊坑」です。
佐渡金山のシンボル「道遊の割戸」も
間近で見られます。
実際の佐渡金山コースの流れ

まずは、自動券売機で入場券を購入します。
私は、佐渡金山コースなので、
「佐渡金山コース」の券を購入しました。
券を購入して入り口に向かうと、
係員の方が簡単に説明をしてくれます。
佐渡金山コースは
まず、「宗太夫坑」を回ってから
ここまで戻ってきた後で、
ここから再度「道遊坑」を回ります。
どちらのルートを通っても、
同じ売店に戻ってくるようになっています。
自然に入り口に戻るようになっているのです。
説明いただいた通りに
「宗太夫坑」から回ります。
宗太夫坑ルート

地下道のような階段を下っていきます。
この中の気温は10度程度になります。
季節に関わらず10度前後になるので、
夏でも上着が必要なようです。

歩き進めていくと、
作業の説明が人形とともに現れます。
手作業で採掘作業をしていたことの
臨場感を感じることができます。
様々な作業工程を順に紹介しているので、
歩き進めながら理解を深めることもできます。
外に出ると、展示室が続きます。
模型や実際の金の小判や金塊など
今ではとても高価なものも展示されていました。
金塊を掴む体験には、
多くの人が並んでいました。
とても重くて持ち上げられない程なので、
多くに人に試してみてほしいです。
最後にお土産が買える売店に出てきて終了です。
売店の近くにはお手洗いもあります。
道遊坑ルート

こちらの地下道のような道ですが、
こちらの方が鋪装されていて歩きやすいです。
全長距離はこのルートの方が長いのですが、
このルートの方が歩きやすいので、
あまり負担にはなりませんでした。
また、このルートは
外を歩く場所が多くあります。

作業室のような建物には、
採掘に関わる加工なので使われていた
機械を見ることができます。
「道遊坑」では時代が進んで
機械化されているので、
全て手作業であった「宗太夫坑」との
違いを感じられます。

また、このルートでは
佐渡金山のシンボルである
「道遊の割戸」も見られます。
これは度重なる採掘活動によって、
山が割れるような形になってしまった
と言われています。
こちらも、
最後にお土産が買える売店に出てきて終了です。
所要時間
それぞれのルートは
30分から50分程度です。
説明や展示物などを全て読みながら進んでいくと
それぞれ1時間くらいはかかると思います。
また、他の観光客の方が多い場合は、
説明を読んだり様々な展示を見たりするのに
少し時間がかかるようになります。
みなさん展示物を順番に見ているので、
ある程度ゆっくりを進んでいくことになります。
時間には余裕を
持っておいた方がいいと思います。
お土産紹介

お土産は、金山にぴったりの
キラキラしたものが多くあります。
佐渡金山に関わらず、
佐渡島のお土産も売っていました。
佐渡金山のお土産は種類がたくさんあるので、
色々なものを買いたくなってしまいました。
せっかくなので、
お土産も購入するといいでしょう。
まとめ
今回は「佐渡金山」に行きました。
とても見学しやすい構成で、
学ぶことも多い施設でした。
世界遺産の登録されたことで、
近年さらに注目されている観光名所です。
ここに来ただけでも
佐渡島に来た意味があると感じられました。
佐渡島にお越しの際は、
ぜひ、訪れてみてください。

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